人生負け組確定40代高齢ニートの遺言

お先真っ暗な無職おじさんニートが在宅ワーク、ポスティング、ウーバーイーツなどの副業をしたり、趣味のサッカーやゲーム等のつぶやきを遺すだけのつまらない個人ブログです。

万引きGメンとは?求人、デメリット、特徴、仕事内容について

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 前回の「高齢者の万引きが多いのは万引きGメンのせい? ~万引きGメンの実態~ 」の記事では書ききれなかったことを今回は追記していきたいと思います。


「数か月しかやってない分際で一丁前に語ってんじゃねえよ!」


という叱責はごもっともです(笑)

  


まず万引きGメンの求人内容について。
求人サイトにはダイレクトに「万引きGメン」と書いてあるところもありますが「私服警備」「店内保安員」等との表記で募集している場合もあると思います。


僕がバイトした店内保安警備会社は8割はおばちゃんらしいです。
仕事内容は直行直帰、一人だけでお店を警備します。


結論から言っちゃうと、あまり稼げません。

 

 


新人だった僕の意見ではなく、最初に4日間研修で4名の大先輩方と一緒に入らせてもらったのですが、そのときに


「とにかく給料は安い」
「家族を養っていくのは厳しい」
「給料の問題でやめていく人が多い」


と、それぞれの先輩が連絡を取り合っている関係ではないのに同じことをおっしゃっていました。


バイトは時給1000円でしたが休憩時間が90分(60分+30分の2回)と長く、その間は給料が貰えないので8時間入ったとしても6時間半分しか出ませんでした。


それと交通費は9割は出ますが何より困るのは休憩時間の長さ。
警備員とはいえ、結局お店とは直接の雇用関係にない他人なので従業員スペースで休むことはモラル的に避けます(研修時や先輩に言われました)


先輩方は外食やカフェなどで時間を過ごしていましたが、2回もお店で休憩していては出費が結構痛いので僕は少し歩いた公園のベンチで過ごしました。
平日昼間だったので完全にヤバいやつに思われていたことでしょう(笑)

 

 


先輩から注意されたのですが、休憩せず仕事頑張りますと目立ちたがりな熱い男がいたせいで、店長はそれが当たり前だと思い休憩をとると
「この前のGメンさんは休憩せず回ってくれてたけどねぇ」
と、嫌味を言われてしまうこともあるらしいので、休憩は必ずとるようにと言われました。

 

 


でも店長が言いたくなる気持ちもよ~くわかります。


万引きGメンの仕事のほとんどは店内をぼーっと歩くだけです。

 


いや、聞こえが悪いと思いますが、めちゃくちゃ厳しい顔で万引き犯を捕まえようと店内を縦横無尽に歩き回り、お客さんの顔をチェックしまくっていく人なんていたらすぐに万引きGメンだとバレますし、例えバレていなかったとしても、そんな怖い顔で睨みをきかせていては万引き犯も万引きしてくれませんよね(;^ω^)


前回の記事でも書きましたが、なんと言っても万引きGメンの評価は現行犯逮捕した万引き犯の数だけなのです。


万引きを防止したり、万引き犯に気づいてもらい商品を戻してもらうことなんて全くの無意味。


万引き犯にどれだけ気持ちよく万引きしてもらうかが最も重要です(笑)

 

 


その為には普通に買い物しにきているお客、更に言うと長い時間、商品を見回っている超ヒマな客を演じなくてはいけません。


特に平日の昼間に私のような働き盛りの年齢であるおっさんが、ずーっと店の中をうろついているわけですから、その状況だけでも怪しまれても仕方ないのですが、そこをバレずに平日昼間から店で暇つぶしに来ているダメ人間を完璧に演じる必要があります。


その辺は私のような44歳ニートが適役かとは思いますが(笑)


万引き犯はまず店の死角を探します。
・店員や監視カメラから見えない場所
・人通りが少ない場所
・柱の隅など


これを探せるかどうかが万引きGメンの生命線だと研修で教わりましたが、注意深く見たら大体の人はあそこが怪しいなとわかるはずです。


自分が万引きするならどこがいいか?を考えるとわかりやすいと思います。


なので大体、店の中で万引きする場所は決まっています。
他から商品を持ってきて、その死角でバッグ等に入れるのです。


じゃあそこにずっと張り付いていたらいいじゃないか?と思われるかもですが、前回の記事でも書いた通り、捕まえるまでの万引きGメンの厳しいルールがあり、商品を棚から取る瞬間も目撃しないといけません。


その死角に入ってから見始めた不審人物がカゴの中からバッグに商品を入れても逮捕できないのです。


実はこの状況も非常に難しいです。
商品を棚から取るところを見て、死角で周りに人がいない場所に移動した犯人がバッグに入れようとしていたときに、自分が犯人の視界に入ったらどうでしょうか?当然犯人はバッグに入れません。


なので犯人の視界に入らない死角に回り込むか、ある程度の距離を取って横目などで確認します。

 


万引き犯もネットでGメンの情報を得られる時代です。
万引きGメンには服装や行動にもルールがあり、それがバレている現状。

 

・スーツ、ジャージ、短パン、サンダル、ハイヒールなどの服装はダメで、帽子やサングラス、マスクなどの着用も犯人に一瞬で特徴を記憶されてしまう為、禁止。

 

・基本的な服装はジーンズやチノパンなど動きやすい服装に運動靴。
スマホ、メモ帳、書類、貴重品などを入れておく為に高確率でショルダーバッグ。

 

・スーパーに買い物に来ているだけの方であれば気付かないと思いますが、スーパーはめちゃくちゃ寒いので外が35度以上の真夏でも万引きGメンは長袖を着用

 

・カモフラージュの為、買い物カゴを持ち歩きますが時間が経つと劣化する生鮮食品などはNG。
壊れやすい物や高額商品もNG。
安くても重いものは歩き回るGメン的に大変なのでNG(笑)
大抵は軽い備品を1、2個。

 

 


この程度はネットですでに出ている情報だと思います。


そこで万引きGメンだとバレないように僕が考えた方法は、イヤホンで音楽をガンガン聴いたりスマホをいじりながら買い物している客を装うことでした。


なんと言っても万引きGメンも客商売。
店長や数人の店員さんは店内を警備している人がいることは知っています。


でもその人がイヤホンを聞いたり、スマホをいじっていたらどう思うでしょう?


そう!サボってると思われます…

 


最初の数日は万引きなんて目撃することはほとんどありませんでしたが、この方法で遠くから見ることによって万引き犯は僕が音楽やスマホに意識が行っていると思い込み、万引きしてくれるんですね~


なのに、この演技はクレームに繋がります(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 


それとは別ですが挨拶の件でも激怒されたことがあります。
確かに僕が悪いとは思います。


でもまず朝に挨拶に行ったときに店長はいらっしゃらず、店員さんに聞いてみると知らなかったり会議に出ているかもとの情報で、いつ戻ってくるかわからず。


そして昼前にもう一度挨拶に行ったときにもいらっしゃらず。
店員さんもいつ来るかわからないとのこと。

 

 


更に休憩前に確認したところ、夕方には戻ってくるかもと聞くことが出来ましたが、ほとんど僕も仕事が終わる直前かもしれませんし、夕方前からはスーパーは一気に込み始め、店内を常に見回っても間に合わないくらい忙しい時間帯に入ります。


店長らしき方も確認できず、社員さんと目が合っても店長が来たとも何もないので結局挨拶は終わる間際になってしまいました。

 

 


ようやくの思いで店長に声をかけると

 

聞こえているはずなのに反応無し


いや、完全無視


そして数秒後、まず静かにその口が開きます。

 

 

 


店長「なんで挨拶こねえんだよ」


僕「申し訳ありません。何度か伺ったのですが」


店長「来てねえじゃねえかよ!(怒号)」

 


そこから何度も謝ったのですが、結局許してはいただけませんでした。


万引きGメンは普段は店の中を巡回し誰とも会話せず孤高の仕事ですが、結局は客商売ということを思い知らされた瞬間でした。

 

 


そんな仕事を長く続けてきた先輩方からも研修中に色々な話を聞けました。


なんと言っても万引きGメンは孤独な仕事で他の人がどんな感じで警備しているか、捕まえているかは見ることが出来ません。


なのでそれぞれ全く違うスタイルを持っていました。


初日はかなり優しそうな50代のおじさんGメン。
とても親切にしていただきましたが、後々この方は反面教師的なポジションなんだと気付かされます。


2日目は打って変わって鬼軍曹のような厳しい50代の先輩。
「俺が電話したら必ず出ろ。出なかったら帰らせるからな」
というのが最初の会話でした(笑)


でも自分としては昭和世代のせいだからか、この先輩の厳しい教え方が一番タメになりました。


3日目と4日目は、ほぼ同年代で初就職が万引きGメン一筋の生粋のプロ2人。

初日に棚の間から頻繁に客を監視したり、不審人物の横を通るときに反対側をわざと向いたりする優しい先輩のやり方を真似していた僕に「それ怪しすぎるよ」と指摘してくれたお陰で、


「確かにあの優しい先輩めちゃくちゃ怪しかったよな~」と後々気づきました(笑)

 

 

万引きGメンの仕事のメリットとしては、嫌な店長も多いですが基本的に仕事が始まってしまえば8時間はずっと一人で過ごせることですね。


むしろ店員さんとの会話も基本的には禁止されているので、誰とも話さず、ただ不審人物が来ることを待ち歩き続ける孤独な仕事です。


逆に悪いほうに考える人は最初、挨拶してその後、どこか外に出てスマホでゲームしたりして、たまに店の中、歩くだけでいいやと考えると思います。

 

 


恐らくそれでサボりがバレることはほぼ無いでしょう。
店長も忙しくGメンがどこにいようが知ったこっちゃない感じですし、挨拶していない店員さんも多いので最初から自分を知らないですし、店長に挨拶しているのを見た店員さんがいたとしても時間帯で、どんどんパートさんが入れ替わり自分を知らない人だらけになります。


それで逮捕できないことが数か月続いたら、さすがに怪しまれると思いますが1か月に3件くらい挙げておけばひとまず良いみたいな風潮が社員さんの中ではあるらしいです(先輩談)


真面目に仕事しようとする人には店内での時間が過ぎるのが、めちゃくちゃ遅く感じると思います…


あくまで私個人の見解なので参考になるか微妙ですが、万引きGメンのメリットとデメリットを知っていただき、これから始めたいという方の少しでもお力になれたら幸いです(^^♪